・「アメリカでの不妊治療の病院選び」って難しくないですか?
・結局、病院が合うかどうかは「通ってみないと分からないなあ」と感じました。
・そんな私の「病院選びの時に重要視した基準ベスト5」を書きます。
・対応が遅い場合などは「別の病院の方が良かったかな」と思うこともあります。
・治療中は、自分の病院を「選んだ理由」を持つことが不安を取り除くことになります。
・ただ、個人的な見解ですので参考程度にしていただけるとありがたいです。
5位:「実績(妊娠率・出産率)の良い」病院
アメリカの不妊治療を行なっている病院の実績に関しては、CDCのホームページで確認することができます。
確かに私にも「実績の良い病院を受診したい」という気持ちもあったのですが、実績には「患者さんの背景」がすごく影響します。
病院のある地域によってかなり差があると思いますので、私は病院の実績に関しては、あまり重視しませんでした。
4位:「患者さんからの評価が良い」病院
私は、病院選びをする時にインターネット上で「患者さんからの評判」についてかなり調べましたが、十分な情報を得ることができませんでした。
病院の評価に関しては、信頼できる情報を得ることができるとは限りませんし、「実際に受診してみないとわからない」部分もあります。
確かに、多くの情報があれば判断の基準になりますが、情報がない場合もあるので、「患者さんの評判で判断すること」は難しいと思います。
3位:「日本語が通じる医師」がいる病院
日本語で聞いてもわからない内容を英語で説明されるとかなり疲れます。
ただし、受付ではゆっくりと英語で話をしてくれますし、医師や看護師からの説明の場合は日本語の通訳をつけることができます。
また、通訳を通して説明することに医師も看護師も慣れています。
さらに通訳の先生は医療の知識を持っている場合が多いので、専門用語を「より分かりやすい日本語」に翻訳してくれます。
そのため、「日本語が通じる医師がいる病院じゃなくても大丈夫かな」とは思います。
2位:「保険の適用」となっている病院
アメリカでは、保険の適用外の病院で医療を受けると、莫大な請求額になります。
口コミや妊娠率も気になる部分ではありますが、保険適応でない治療を受けると1つの検査で数百万円かかることもあります。
実際に私も医師から指示された検査が高額の請求になった経験があります。
確かに、費用が請求されてから対応しても、なんとかなる場合もありますが、高額費用の請求を受けると精神的な負担はかなり大きいものになります。
「保険の適応となる病院を選ぶ」ということは良い選択と思います。
1位:「家(職場)から近い」病院
私は、最終的には「家から通える病院」を選びました。
私は、車の運転が苦手なので、通院回数が増えた場合は大変かなと思ったからです。
実際、不妊治療においてIVF治療へ進んだ時は、「早朝に受診すること」もありますし、「合併症が起きた時は急に受診すること」もありました。
また、アメリカの病院は日本と違い、血液検査一つとっても施設の間を車で移動する必要があります。
さらに専門の検査がたくさん必要になれば、その都度別々に移動しなければなりません。
長い距離を車で運転することが苦でない人は大丈夫だと思いますが、私は「家から通える場所にして良かった」と思いました。
最後に
治療がうまくいかない時は、他の病院を受診したいと思う気持ちも出てきますが、病院が変わると再度検査からやり直す場合があるので病院選びは慎重にして下さい。
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