・専門の病院を受診すると治療の開始前の検査がかなり沢山あります。
・でもミシガン大学では「どんな検査が必要なの」って思いませんか?
・しかもこの検査の予約がなかなか取れません。注意して下さいね。
治療前検査
不妊治療を開始する前に夫婦で下記の検査をしました。
ミシガン大学の治療前検査は約2ヶ月かかるので、焦る気持ちを抑えながら待つことになります。
検査結果を待つ時間も考慮しながら、積極的に何度も電話して検査の予約をしていく必要があります。
全ての検査結果がでてから、再度診察予約をとり、医師の診察を受けて、初めて不妊治療開始になります。
血液検査
血液検査では、「血液型・風疹(rubella)・水疱瘡(varicella)・甲状腺ホルモン(TSH)・エストラジオール・抗ミュラー管ホルモン(AMH)・卵胞刺激ホルモン(FSH)」を測りました。
私は、TSHが正常範囲内だったので、TSH分泌を抑えておくためにレボチロキシン(Levothyroxine)を内服することになりました。
TSHを抑えておく方が妊娠の可能性が上がるようです。
レボチロキシン内服1週間後の採血でTSHの低下が確認できました。
TSHの値は胎児の脳の成長にも影響するので妊娠中も内服を継続しています。
卵管造影検査
卵管造影検査は、「子宮の形や卵管(卵子の通り道)に異常が無いかを確認する検査」です。
この検査を行なうと卵管の通りが良くなるため、妊娠率が上がるそうです。
検査は、放射線造影検査ができるミシガン大学において女性医師2名で行われます。
造影剤を使用する時に、下腹部が気持ち悪くなり、検査終了後もしばらく下腹部全体に重たい感じが残っていました。
生理1日目から11日目までに卵管造影検査を行うようですが、ミシガン大学では検査日が月曜日と火曜日しかありません。
生理がきてから検査の予約を取るように言われますが、前もって電話予約をしておくことをオススメします。
私の場合は、次の生理周期の予約が取れずに落胆しましたが、生理がきた日に、再度病院へ空き状況を確認すると奇跡的に予約が取れました。
キャンセルなどで偶然空き枠が出る可能性があるので、何度も電話して予約が取れないか確認することが重要です。
自分自身で行動しないと、どんどん治療が遅れて行きます。
精子検査
精子検査は、「精液量・精子の濃度・精子の数・精子の運動率、正常な形態率」を調べる検査です。
数日間、射精を我慢してもらった後、採精室か自宅で精子の採取を行います。
自宅で採取する場合は、1時間以内に、採精した本人が病院へ提出しなければなりません。
私たち夫婦の検査結果・治療の開始
私たち夫婦は、全ての検査で異常は見つかりませんでした。
治療前検査をしても不妊の原因が分からない夫婦も多いようです。
私たち夫婦は特に異常がないため、タイミング法から治療を開始しました。
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