不妊治療(4)不妊治療の病院探し

不妊治療と妊娠と費用

・不妊治療の専門病院へ行くには主治医からの紹介が必要ですよ

・でも実際に「どこの病院が一番良いの」って思いませんか?

比較サイトを利用して不妊治療の第一歩を踏み出してみましょうね

ミシガン大学の不妊治療クリニック

ミシガン大学には、不妊治療を専門としたReproductive Endo Clinicがあります。

アナーバーの南側にあり、Briarwood mallというショッピングセンターの近くにあります。

通院に関しては、車がオススメです。62番の市バスが大学の中心街から出ていますが、朝早くに通院することがあるので、寒い中でのバスでの通院はかなり大変です。

さらに注意点として、初診の予約は数ヶ月先しか取れませんので、できるだけ早く病院へ連絡が必要です

治療に関しては、タイミング法・人工授精・対外受精(顕微鏡受精)全てに取り組んでおり、担当医を含めたチームで不妊治療に取り組む病院です。男性の妊娠不全も対応しているようです。

Reproductive Endo Clinic初診について

初診はコロナの時期だったので、私達夫婦とDr. Randolphと通訳者の三者通話での30分程度の電話診察でした。

不妊治療歴や妊娠歴・夫婦の病歴などの基本的な内容を聞かれた後に検査のオーダーをして下さりました。

Dr. Randolphは、すごく紳士的で優しくて良い先生でした

その他病院(アメリカの病院比較サイト)

ミシガン州には多数の不妊治療クリニックがあります。アナーバーの中心街から車(15分程度)で通院可能な病院としては、IVF Fertility Centerがあります。

こちらの病院の方は妊娠率が高い・対応が早いなの理由で選ばれる場合もあるようです。

車で通院すれば他にも多数の通院可能な病院がありますが、全身麻酔での治療の場合は付き添いが必要になりますので、自宅や勤務先から近い病院の方がいいと思います

電話で予約などが取れない場合は、緊急の場合は直接病院に行く可能性もありますので、通院しやすい病院選びをオススメします

実際に病院を探す時に参考になるアメリカ疾病予防センターのサイトを添付します。

お住まいの州を選択すると、病院のリストが閲覧できます。

そこで、それぞれの各病院の治療内容・治療件数・妊娠率などを確認できます。

また、年齢・妊娠・流産回数などを入力すると、体外受精の成功率を確認できるサイトもありますので参考にしてください。

アメリカと日本の医療の違い

アメリカと日本の医療の大きな違いは以下の4点あると思います。

インターネット上で検査結果や次回外来を確認できる医療ポータルがあります

日本では紙で渡される場合が多いですが、アメリカではインターネット上で常に情報を確認することができるので便利です。何か疑問があれば医師・看護師へメールをすることもできます。また、ミシガン大学では関連病院がインターネットで繋がっているので、病院が変わっても再度説明する必要がありません。

アメリカでの治療は自分が動かなければ何も進みません

自分自身で情報を集めて勉強して、医師や看護師へ質問しなければ何も進みません。日本での医療であれば次回外来予約がありますが、アメリカでの不妊治療に関して次回外来予約は取られません。しかし、受診や検査の予約を取るための電話も常に混んでおり、受付で1時間程度待たされたこともありました

そのため、面倒な作業が多いですが、自分自身で動かなければ治療が長期になる可能性が高いです

どの保険に加入しているかが治療方針を変えます

病院の受診や薬の処方、手術など全てにおいて事前に保険の確認は必須です。ミシガン大学には保険適用外だった場合、費用に関して相談するカウンセラーがいました。日本は、国民健康保険があり、高額な医療費がかかった場合は高額医療制度があるので馴染みがありませんでした、アメリカでは保険の加入がかなり重要になります

アメリカでは診察の順番を長時間待つ事はほとんどありません。

また日本では会計に長時間待つ事がありますが、アメリカでは医療費を先に保険会社へ確認した後、後日個人に請求するため、診療が終わった後も直ぐ帰宅することが出来ます。

アメリカの医師と看護師の対応

日本では担当医がいる印象ですが、アメリカでは医師数名と看護師数名を含めたチーム医療が主流のようです

そのため、問診や説明をする医師、治療方針を決める医師、治療や処置をする医師が全て違うことがあります。

初対面の医師に治療をされて不安になることも多々ありますが、慣れていくしかないかなと思います。また、コロナの影響なのか医師の予約はかなり取りにくいです

受診予約を取りたくても、「3ヶ月先になる」と言われることもあります。そのため、全てにおいて素早く動かなくてはならず、あらゆる情報の収集が必須となってきます。

そして、病院から情報提供は必要最低限のものしかありません

確かに、英語の長文メール・動画での解説などはありますが、重要部分などがわかりにくいため、自分に必要な情報を選ぶ必要があります

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